2018-04-12 第196回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
さて、もう一つ大きな話として、やはり、マイナスゼロメートル地帯というのは強制排水をして暮らしているのが実態であります。川がそのままでは流れない、若しくは、潮が高くなると海の水が河川を上がってくる、こういうことがあって、高潮対策が必要です。
さて、もう一つ大きな話として、やはり、マイナスゼロメートル地帯というのは強制排水をして暮らしているのが実態であります。川がそのままでは流れない、若しくは、潮が高くなると海の水が河川を上がってくる、こういうことがあって、高潮対策が必要です。
ですから、満潮になりますと、海岸部の水田は強制排水、ポンプアップするということになります。そういったことで、全国の被災市町村の中では一番の浸水区域。六五%、市街地の三分の二が浸水したということで、非常に大きな被害だったわけでございます。
だから、水が入ったときには、これ強制排水しないことには、それは問題は解決しないんですよね。だけれども、例えばこの旧森山町においては、もうずっと前から、この一番出口のところにある釜ノ鼻というところでぼろぼろの排水機や樋門というのが改修されずにきた。
私は名取市の、仙台空港のすぐ隣にずっと水田地帯が広がっておりまして、元々ゼロメートル地帯の水田で、強制排水をしなければ作付けができない、そういうところに行きまして、排水機場が五基も甚大な被害を受けて、ついにもう国営でこれから具体的な復旧をしていくという計画策定の状況もお伺いをしましたけれども、そうしたことを考えますと、例えば農林水産省や国土交通省が所管しているような直轄の大きい事業、そういうことについては
日光川でございますが、委員御指摘のとおり、流域の約半分が海抜ゼロメーター地帯、それから、主に新幹線から下流あたりでございますけれども、雨が降ったときにはポンプ等で排水しないと水がはけない、いわゆる強制排水区域というふうになっております。それが流域の約三分の二ございます。
それに加えて、今先生御指摘のように、ゼロメーター地帯が広がっていまして、洪水時に雨が降りますとポンプで強制しなきゃいけない流域の面積が流域全体の三分の二、強制排水区域と称しているんですが、それが流域全体の三分の二もあるという、まことに治水上難しいといいますか、脆弱な地帯でございまして、昭和三十四年の伊勢湾台風を初めとしまして、幾つもの台風、前線によりまして水害が生じておるところでございます。
この地域は、先ほど申し上げましたとおり、強制排水しなきゃいけない地域が三分の二ほどございますが、排水ポンプ場が、御指摘のようにそれぞれ設置目的によりまして管理者がまちまちでございます。
昨年のある論文に、ポンプによる強制排水しか方法のない内水地下の地域の下水道排水ポンプは放流先河川が中小河川で、洪水ピークが重なる場合は特に十分な対応策を講じておかなければならない、これは重い責任があることを肝に銘ずべきだと言って、これは国土交通省の都市・地域整備局の流域下水道計画調査官の論文に載っていたんですが、私はこのとおりだと思うんですよね。
しかし、ポンプによります強制排水が十分でございませんと急な増水に対して対応ができないところでございます。現在中川に隣接をいたしております八潮機場のポンプ施設の増強工事、これが行われておるようですけれども、この進捗状況はどういうふうになっておるのかますお伺いをいたします。
○尾田政府委員 先生御指摘のとおり八潮排水機場は、中川本川の水位が高くて綾瀬川放水路から自然排水が困難な場合にポンプによる強制排水を行うというものでございまして、平成元年度に設置をいたしておりまして、現在五十トン毎秒の、五十立方メートル毎秒の排水能力を確保しておるところでございます。
その後、県南の角田市を訪れ、農業水利事業の概況の説明を受け、阿武隈川の逆流を防ぐせき門、域内の雨水を強制排水する新旧の施設を見学しました。さらに隣の山元町を訪ね、いわゆる農村下水道と言われる農業集落排水処理施設、千七百二十人を対象とする、小さいながら処理能力の高い施設の維持管理の状況を視察しました。
例えば、地下水の流動を阻害するとか地下水の強制排水等によって地盤沈下——これまで私どもは大変な税金を使っていろいろな規制措置をやってこの地盤沈下を防いできましたが、この大深度利用によって今言ったような状況が出てきますと、再び地盤沈下をもたらすおそれがないかどうか。
で直接海へ放流するような方法、そういったことも考えておりますし、またそういう手段だけではまだ水位が高いという場合には、どうしても洪水のときに内水がたまるという被害も生じてまいりますので、まず第一義的には、私ども外水と申しておりますけれども、山からの水を災害から防ぐということがまず第一段階として必要だと思っておりますけれども、その次の段階として当然のことながらやはり内水ポンプ、いわゆるポンプによる強制排水
そういったところに対しましては、やはり強制排水ポンプによる強制排水がどうしても必要なんじゃないか、そういう感じを持っております。
なお、低平地の河川につきましては、これもできるだけ水門等による自然排水というのを原則的にやっているわけでございますけれども、どうしてもそれだけでは排水できないような低平地があるわけでございまして、その部分につきましてはポンプ排水に頼らざるを得ないということで、飯尾川につきましてもすでに放水路等もやっておりますし、水門での排除も考えておりますが、やはりこの川につきましても一部強制排水のポンプによらざるを
だから、住民の側の素朴な意見としては、高潮対策事業も結構だけれども、やはり今回の場合のような豪雨型の場合、内水の排除も、強制排水もかなり強力にできるようなものにしてほしい、行政効率から言ってもその方がよいわけでありますし、こういう要望を持っておるわけであります。だから、二つのパターンをリンクさせるような実態のものにしてほしいというのが大体いまの住民の要望であります。
一方、湛水の排水についても既存の排水樋門四門よりの自然排水、破堤口よりの自然排水の促進、既存排水機場のポンプによる強制排水、移動式ポンプによる強制排水等総力を挙げることにより、九月十七日にはほぼ湛水状況から脱することができたのであります。 今度の決壊個所の復旧については、原形復旧はもとより、激甚災害対策特別緊急事業を適用して補強工事を施し、二度とこの悲劇を繰り返さないことが肝要であります。
そこで、馬路川については、これは八年前から地元から要望が出て、建設省としては調査費を数年間、四年ですか、続けて出して、強制排水をする必要があるということになっておるのですけれども、肝心のポンプアップ施設の事業計画が全然できておらぬ、だから今度のような被害を生んだ、こういうように地元では怒っておるわけであります。
ですから、これは三十分を争う水門による自然排水だけではなくて、私はやはり強制排水ということが必要ではないかと思う。したがって、地元も言っておりましたように、内水排除のためのポンプ施設というものがぜひ必要ではないか、こういうふうに私は痛感いたしました。地元の町長さんも、血の叫びとして調査団に言っておりました。これについてどうお思いなのか、ひとつお聞きしたいと思います。